テネリフェ島(Tenerife)のコスタ・アデヘ(Costa Adeje)、プラヤ・デ・ラス・アメリカス(Playa de las Américas)、ロス・クリスティアーノス(Los Cristianos)で何をするか。答えは短くて、午前は静かなビーチ、午後は船、気が向けば夜遅くまで。3つのエリアは隣り合っていて、467番バスが1.45〜1.50ユーロで結んでいるので、ホテルの場所は思ったほど重要ではありません。違うのは雰囲気です。
プラヤ・デ・ラス・アメリカスは町ではなく、1960年代にできたリゾート地です。大部分はアロナ(Arona)町にあり、境目が見えないままコスタ・アデヘにつながっています。そのため、Siam Park(サイアムパーク)、プエルト・コロン(Puerto Colón)、ファニャベ(Fañabé)など「ラス・アメリカスの見どころ」の多くは、実際にはコスタ・アデヘにあります。
おすすめ
1
港のすぐ近くでクジラに会う
ロス・クリスティアーノスから2時間、最後に泳ぐ時間あり。港からゴンドウクジラの海域まではほんの数分です。
2
プエルト・コロン発のカタマラン
最大50人の船で飲み物付き。運航会社は、同じ鯨類の群れと過ごす時間を15分に制限しています。
3
カヤックとシュノーケリング
グアサ(Guaza)の断崖の下を漕ぎます。用具と写真付き。ウミガメに会えることもありますが、確実ではありません。
4
ラス・アメリカスでサーフィン
島のサーフスクールが集まる場所。少人数グループかプライベートのレッスンです。
ロス・クリスティアーノス、ラス・アメリカス、コスタ・アデヘ:どこが誰に向いているか
| 向いている人 | ビーチ | 注意点 | |
|---|---|---|---|
| ロス・クリスティアーノス | 小さな子ども連れの家族、シニア、車いす利用者、ラ・ゴメラ島への日帰り | ロス・クリスティアーノス(港の中)とラス・ビスタス(Las Vistas) | ハイシーズンは港の駐車場が満車に |
| プラヤ・デ・ラス・アメリカス | 友人グループ、サーファー、ナイトライフ | ラス・ビスタス、エル・カミソン(El Camisón)、トロヤ(Troya)、エル・ボボ(El Bobo) | ラス・ベロニカス(Las Verónicas)周辺は夜の騒音と治安に注意 |
| コスタ・アデヘ | エル・ドゥケ〜ラ・カレタ地区はカップル、ファニャベとトルビスカスは家族 | エル・ドゥケ(El Duque)、ファニャベ、トルビスカス(Torviscas)、ラ・ピンタ(La Pinta) | 予約の「コスタ・アデヘ」がプラヤ・パライソ(Playa Paraíso)やカジャオ・サルバヘ(Callao Salvaje)のことも。Siam Parkから10〜12km |
ロス・クリスティアーノスは、3つの中で唯一、町の暮らしがあります。もとは漁業と貨物の港でしたが、1950年代の終わりに、リウマチやポリオの後遺症を抱えたスウェーデン人が気候を求めてやって来ました。メインストリートがスウェーデン通り(avenida de Suecia)と呼ばれるのはそのためです。今では、バリアフリーのビーチが必要な人にとって最良の拠点です。
コスタ・アデヘは高級一辺倒ではありません。5つ星ホテルが集まるのはエル・ドゥケとラ・カレタ(La Caleta)の側で、トルビスカスとファニャベは昔ながらの家族向けリゾート、トロヤは最も古いエリアです。ラ・カレタには漁村の雰囲気が残っています。
コスタ・アデヘ、ラス・アメリカス、ロス・クリスティアーノスのビーチ
南部の明るい色のビーチは、よそから運んだ砂でつくられ、防波堤で守られています。とても穏やかなのはそのためです。
- ラス・ビスタス(アロナ):防波堤に囲まれた850mのビーチ。アロナで唯一のブルーフラッグ認定で、水陸両用の車いす2台とリフトによる介助付き海水浴が一年中、予約なしで利用できます(アロナ町の時刻表)。
- ロス・クリスティアーノスのビーチ:港の中にあり、赤ちゃん連れには南部でいちばん波のない海です。ブルーフラッグは失効し、介助付き海水浴は夏と聖週間(セマナ・サンタ)だけです。
- エル・カミソン(ラス・アメリカス):防波堤のあいだに350mの細かい砂、駐車場あり。
- トロヤとエル・ボボ:遊歩道沿いの街なかのビーチで、どちらも駐車場はありません。
- エル・ドゥケ(コスタ・アデヘ):ブルーフラッグ認定、更衣室あり、駐車場は100台以上。スロープはありますが、水陸両用の車いすはありません。
- トルビスカスとファニャベ:波から守られ、介助付き海水浴は一年中。トルビスカスはブルーフラッグを維持していますが、ファニャベは失いました。
- ラ・ピンタ(プエルト・コロン):いちばん波が穏やかで、子ども用の浮きマットがあります。
ラス・アメリカスでは、フランシスコ・アンドラデ・フメロ遊歩道(paseo Francisco Andrade Fumero)が散歩やジョギング、サイクリングにぴったりで、アロナ中央公園(Parque Central de Arona)には42,000m²の無料の庭園があります。島のほかのビーチはテネリフェ島のガイドに、アデヘのビーチは町の公式サイトに載っています。
プエルト・コロンとロス・クリスティアーノス港から出るもの
クジラとイルカ
コビレゴンドウとハンドウイルカはこの沖に一年中暮らしているので、悪い季節はありません。プエルト・コロンには島最大の船団(許可船64隻、ロス・クリスティアーノスは11隻)がありますが、ゴンドウクジラの海域に近いのはロス・クリスティアーノスで、だからこそ1時間半の短いクルーズが成り立ちます。
- ロス・クリスティアーノス:Travelin' Lady(1時間30分、公式サイトで27.90ユーロから、ツアー乗り場の2番キオスク)と、Mar de Onsの「追跡しない(no-chase)」カタマラン(オンラインで25ユーロ、遊泳なし)。乗り場へは、地面に描かれた青い線をたどります。
- プエルト・コロン:Freebird(2時間、大人30ユーロ、子ども15ユーロ、10番か15番桟橋)とRoyal Delfin(2時間、33ユーロ、12番桟橋)。Royal Delfinは水中窓付きのカタマランで、潜水艦ではありません。4.5時間のクルーズはロス・ヒガンテス(Los Gigantes)の断崖とマスカ(Masca)まで北上します。
桟橋は船によって違うので、バウチャーで確認してください。書面で遭遇を保証している運航会社はなく、鯨類と一緒に泳ぐのは違法です。すべてのクルーズの比較はテネリフェ島のホエールウォッチングへ。
プラヤ・デ・ラス・アメリカスとプエルト・コロンの水上バイク
水上バイク(ジェットスキー)はプエルト・コロンから、また周回コース形式ならトロヤ、ファニャベ、トルビスカス、エル・ドゥケ、ロス・クリスティアーノスの各ビーチからも出ています。ブイのあいだを回る20分の周回コース(1人乗り60ユーロ、オンラインで54ユーロ)とガイド付きツアーは免許不要ですが、自分だけで乗るには免許が必要です。16歳と17歳も運転できますが、法律で保護者の書面の許可と身分証のコピーが求められます。プエルト・コロンからはパラセーリング(1人54〜60ユーロ)も出ています。
ラ・ゴメラ島、ラ・パルマ島、エル・イエロ島へのフェリー
ロス・クリスティアーノス港からは2社が運航しています。Fred. Olsen Express(1日最大5便、39.74ユーロから)と、旧Naviera ArmasのBaleària Canarias(42ユーロから)です。どちらもサン・セバスティアン・デ・ラ・ゴメラ(San Sebastián de La Gomera)まで約50分で、乗船締め切りは徒歩なら20分前、車なら40分前。広告で見かける10ユーロ前後の運賃はカナリア諸島の住民向けで、旅行者は正規運賃を払います。ここからはラ・パルマ島(La Palma)とエル・イエロ島(El Hierro)への船も出ています。
ロス・クリスティアーノスのほとんどのホテルから、港へは歩いて行けます。ラ・ゴメラ島(La Gomera)へのツアーは食事付きで約110ユーロ、個人でフェリーを往復すると80〜84ユーロ。詳しくはラ・ゴメラ島への日帰り旅行と、Fred. Olsen、Baleària Canariasのレビューへ。
Siam Park、Aqualandなど子連れのプラン
Siam Parkは高速道路の上手、コスタ・アデヘにあります。無料バスが毎朝、ジャノス・デ・トロヤ通り(calle Llanos de Troya、ラス・アメリカス)、CC Pasarela(ロス・クリスティアーノス)、CC The Duke Shops(コスタ・アデヘ)で客を乗せます。最終は13:00〜13:50です。Aqualand Costa AdejeとJungle Parkも同じエリアから無料バスを出していますが、公表されている時刻表は古いので、電話で確認してください。料金、身長制限、Twin TicketはSiam ParkとLoro Parqueへ。
ここでは珍しい雨の日には、110番バスで55分のサンタ・クルス(Santa Cruz)へ。島議会(カビルド)の博物館は金曜と土曜の16:00から無料です。
ラス・アメリカスのナイトライフ:エリアと注意点
- ラス・ベロニカス:ラファエル・プイグ・ルビナ通り(avenida Rafael Puig Lluvina)の海沿いに並ぶ4つの建物で、バーやクラブがぎっしり。本格的に盛り上がるのは深夜1時を過ぎてからです。
- スタルコ(Starco):200mほど内陸にあるショッピングセンター。始まりが早めで、6:00まで営業のTrampsがあります。
- ザ・パッチ(The Patch):ロス・クリスティアーノス寄りで、落ち着いた雰囲気、客層は年配。
- トロヤのビーチ:Monkey Beach ClubとPapagayoは、ビーチに面したレストランとテラスで、夜は入場料制のパーティーを開きます。
ショーを見ながら夕食をとるなら、Music Hall Tavern(大人49ユーロ、4〜12歳39ユーロ)、アロナのピラミッド(Pirámide de Arona)で上演されるミュージカルHistory、そして16歳以上限定のScandalがあります。
空港からの行き方と移動手段
テネリフェ・スール空港(TFS)から、19km:
- 40番バス:空港〜ロス・クリスティアーノス〜コスタ・アデヘのバスターミナル。7:00〜21:40に30分ごと、約40分。ロス・クリスティアーノスまで3.20ユーロ、コスタ・アデヘまで3.70ユーロ。Ten+カード(2ユーロ、共用可)を使えば2.80〜2.90ユーロになります。内陸側の大通りを走るので、海沿いのホテルまでは歩いて500〜900mです。
- 711番バス(夜行):23:00〜4:50に9便、空港からロス・クリスティアーノスとコスタ・アデヘへ。
- 111番はターミナルに入りません:高速道路のインターチェンジに停まります。
- タクシー:定額料金はなく、都市間メーターで日中約30ユーロ、夜間と日曜は少し高め。子どもを含めて4人まで乗れます。
テネリフェ・ノルテ空港(TFN)から、約83km:343番バスがコスタ・アデヘまで直行します(12.40ユーロ)が、1日4便だけ。時間が合わなければ、20番でサンタ・クルスへ行き、そこで110番に乗り換えます。
移動には:467番がロス・クリスティアーノスからラ・カレタまで海岸を結びます(1.45〜1.50ユーロ)。477番はロス・ヒガンテスまで50分(4.20ユーロ)。342番はテイデ山へ1日1便だけ上がり、コスタ・アデヘのバスターミナル発9:25、ロス・クリスティアーノス発9:40です。座りたいならターミナルから乗りましょう。
- 1Los Cristianos港ルート案内 ↗
- 2Playa de las Américas町ルート案内 ↗
- 3Costa Adeje町ルート案内 ↗
- 4Puerto Colón港ルート案内 ↗
- 5Siam Park公園ルート案内 ↗
- 6Aqualand Costa Adeje公園ルート案内 ↗
- 7Tenerife Sur (TFS)空港ルート案内 ↗
- 8Los Gigantes港ルート案内 ↗
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テネリフェ島南部のヒント
- 海水温がいちばん高いのは9月と10月(約23〜24°C)、いちばん低いのは2月と3月です。
- ラス・アメリカスは10月〜3月にいい波が立ちますが、岩の上で崩れます。スクールでマリンシューズを借りましょう。
- 島じゅうのアイデアはカナリア諸島のアクティビティへ。
子連れでコスタ・アデヘを楽しむなら?
無料バスで行けるSiam ParkかAqualand、トルビスカス、ファニャベ、ラ・ピンタの穏やかなビーチ、そして短いクジラ観察の船。身長1.10m未満だと、Siam Parkで遊べるのはキッズエリア、流れるプール、波のプールだけです。
コスタ・アデヘで無料で楽しめることは?
ラ・カレタまでの海岸遊歩道、ビーチ、アロナ中央公園、そしてブリュッセル通り(avenida de Bruselas)で週2日開かれるファニャベの露店市です。
泊まるならロス・クリスティアーノスとプラヤ・デ・ラス・アメリカスのどちらがよいですか?
町の雰囲気、穏やかな海、ラ・ゴメラ島行きのフェリーならロス・クリスティアーノス。夜遊びとサーフィンならラス・アメリカスです。隣り合っているので、歩いて行き来できます。
テネリフェ・スール空港からコスタ・アデヘまでいくらかかりますか?
40番バスで3.70ユーロ(Ten+カードなら2.90ユーロ)、タクシーなら日中で約30ユーロです。
プラヤ・デ・ラス・アメリカスで水上バイクに乗るのに免許は必要ですか?
ブイのあいだの周回コースやガイド付きツアーなら不要です。水上バイクを借りて自分だけで乗るには必要です。







